収入印紙購入・ライン検査

収入印紙は手数料、重量税を納めるのに必要であり、それぞれ自動車検査表、自動車重量税納付書に貼付します。
前もって書類を購入した時についでに購入してもかまいませんが、ユーザー車検までに無くなってしまう事もあります。
特に、重量税は非常に高い費用になりますので、ユーザー車検の日に購入することをお勧めします。
当然、当日は出来るだけ早く終わらせたいと思う方は、前もって購入していただいてもかまいません。

必要事項を書いた自動車検査表、自動車重量税納付書を窓口に出せば、必要な分だけの収入印紙を貼付してくれます。
また、リサイクル料金が未払いの方も、この際に一緒に支払いましょう。

次は予約の確認を行います。
収入印紙を購入し、書類が準備できれば、窓口で予約をしてもらいます。
予約の確認が終了し、必要書類が満足していれば、ライン検査が受けられます。

次はライン検査です。
ライン検査に望む前に、必ずこのような準備をしてください。

・エンジンルーム・車体の確認をしますので、ボンネットがすぐに開けられるようにしておいてください。
・ナットの締まり具合を点検するので、ホイールにカバーやキャップは、外しておいてください。
・発炎筒の見せるように要求される場合がありますので、発炎筒はなるべく、手の届くところにおいてください。
・光軸検査ではライトの向きを上にして検査します。
・それぞれの書類は検査員が見やすいように、ファイルにはさんだりする方がいいと思います。
 自動車検査表にはそれぞれの検査の判定を書いていきますので、自動車検査表だけは別にしておいてください。

外観検査

検査ラインをやる前に、外観検査をやる必要があります。
ライトの状態やタイヤの磨耗、ナットの緩み具合などを検査員が点検していきます。

・前の人の外観検査が終了すると、あなたの前に検査員が立ちますので、それぞれのライト類を付けていきます。
 スモールを付けて、ライトを下・上向きと点灯させます。
 そして、一回消灯し、パッシングをします。
 そのあと、ウインカーを左、右と何回か点灯させ、ハザードランプを何回か点灯させます。
 そしてウォッシャー液を噴出し、ワイパーを動かし、クラクションを1回鳴らします。
 これでフロントから行う点検は以上です。

・前から行う点検が終了すると、今度は運転席側に来ますので、書類をだします。
 この際に、全走行距離を見ます。
 次にボンネットをひらき、エンジンルームを確認し、車体番号や車検証が正しいか、確認します。
 その後、タイヤの磨耗やナットの緩み具合などを点検し、車のバック側に回ります。

・検査員が車のバック側に来たら、再度ライト類の検査をします。
 スモールにして、尾灯、ナンバー灯を付けて、ブレーキを踏んでランプを点灯させます。
 その後、ウインカーを左、右と何回か点灯させ、その後にハザードランプを何回か点灯させます。

外観検査は以上です。
もし判定がOkであれば、自動車検査表の灯火、ヘッド・ライトにOKの印を押して書類を返してくれます。

注意点
外観検査でよくNGになるのはブレーキランプが多いです。
ヘッド・ライト、ウインカーなどは自分で確認できますが、ブレーキは1人では見られませんので、見落としがちになる場所です。
友人に見てもらったり、ガソリンスタンドや予備検査など自分以外のひとに確認してもらったりしてください。